上川大雪の新酒

 上川郡上川町にある上川大雪酒造は、11月に完成した新酒のお披露目会を帯広畜産大学構内にある同社の酒蔵「碧雲(へきうん)蔵」で開いた。同社顧問の三国清三シェフが監修した上川町のイタリア料理店「フラテッロ・ディ・ミクニ」の弁当も振る舞われ、十勝管内の支援者ら約30人が新酒との組み合わせを楽しんだ。
 新酒は、道産の酒造好適米「彗星(すいせい)」で造った「十勝純米 初しぼり 生」(720ミリリットル1,320円など)で川端慎治マエストロ(総杜氏(とうじ))が「きりっとした味わい。気軽に楽しんでほしい」と紹介した。出席者からは「おいしい」と声が上がった。
 同社の酒かすを使った調味料で味付けした海鮮料理などを入れたミクニの弁当や、帯広の「北の屋台」の羊料理店「琥羊(こひつじ)」のタラの肝煮やホヤの塩辛なども出された。
 どうしんウェブより