沼田町で日本酒の塾生作業が始まった
 沼田町は町産米を原料にした日本酒の熟成作業が19日、雪の冷気で農産物を貯蔵している町雪の科学館で始まった。今年はコメの全量を酒造好適米「彗星(すいせい)」に切り替え、来年4月に発売する予定。
 昨年までは、沼田小売酒販組合(小泉清彦代表)がきらら397を使った酒「なごり雪」を販売していたが、売り上げが伸び悩んでいた。今年は同組合や農家などが「『沼田のお酒』向上委員会」を設立し、酒造好適米の酒に一新したもの。