上川大雪酒造の「緑丘蔵」2年目
 上川町は、酒蔵を通じた地域創生を目指し、昨年設立された上川大雪酒造の酒蔵「緑丘蔵(りょっきゅうぐら)」で20日、新酒の仕込み作業が始まった。好調な売れ行きが続いている事から、今季は前年度比3割増の90キロリットルの生産を目指すとの事。
 今年はタンク2基を増設し、酒造好適米酒米)80トンは全て道産米を使う。 この日は、蒸した酒米「彗星(すいせい)」をこうじと大雪山系の地下水と一緒にタンクに移し、均等に発酵させるために蔵人が約4メートルのかい棒を使ってかき混ぜた。