酒どころ道北再脚光

 国稀酒造留萌管内増毛の地に誕生して約140年。漁業と農業が基幹産業のマチで、今やなくてはならない存在になっている。
 増毛の漁師たちは古くから、航行の安全と豊漁を祈願し、船内の神棚に国稀酒造の日本酒を供えてきた。
 「漁船に揺らされた酒は、まろやかになりおいしくなる」という言い伝えがある事から、増毛漁協青年部が2008年、漁船に載せた原酒を使った酒造りを国稀酒造に依頼した。
 どうしんウェブより